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- 柔道整復理論からみる・むち打ち損傷④頚部交感神経症候群(バレ・リーウー型))
2015.12.22
柔道整復理論からみる・むち打ち損傷④頚部交感神経症候群(バレ・リーウー型))
分類
頚部交感神経症候群(バレリゥー症候群型)
頸椎損傷に際し、頸部交感神経および椎骨動脈が障害されたため起こる。
他覚所見に乏しく
後頭部、項部痛、めまい、耳鳴、視力障害、顔面・上肢・咽喉頭部の知覚異常、夜間上肢のしび れなどの不定愁訴を主体とする。
これはですね。むちうち等による首の骨などの損傷によって
首にある交感神経という神経と
椎骨動脈という血管が障害が起こりなってしまう症状です
見た目で判断するのは難しく
以下の自覚症状がみられることが多いです
・内耳の症状:めまい、耳鳴り、耳づまり
・眼の症状:眼のかすみ、疲労、視力低下(眼精疲労)
・心臓の症状:心臓部の痛み、心拍の乱れ、息苦しさ
・咽喉頭部の症状:かすれ声、喉の違和感、嚥下困難(飲込)
・頭痛、頭が重い感じ
・その他:腕や全体的なだるさ、しびれ、注意力散漫など
症状として出てしまいます。
というもの。
この症状になってくると、頚椎ねんざよりも治りが悪く
つらい症状に悩む方が多くいられます。
交通事故での示談の際に、後遺症認定をされるかどうかの判断にも使われます。
整形外科でのレントゲンやMRIの撮影や医師の診断が大事になってきてしまいますね。
次行きましょう。