2022.08.27

電気

こんにちは!

 

 

 

先日、患者さんから、この電気って8000Vくらいあるの?と、

とんでもない内容の質問が飛んできました。

いやいや、そんなの身体が耐えられなですよ、ははは。

と返しましたが、ここでちょっとした疑問が。

 

 

人の耐えられる電気量とは???

 

危険なのは、電圧ではなく電流です。

確かに、こういった装置で8000Vもあれば、

一撃で命に係わるくらいの電流は流れそうです。

 

電流の大きさで症状は変わります。

1mA(0.001A):ピリッと来る感じ。

5mA(0.005A):痛みを感じる。

10mA(0.01A):我慢できない痛み、衝撃。

20mA(0.02A):痙攣や呼吸困難。流れ続けると危険。

50mA(0.05A):短時間でも命の危険

100mA(0.1A):致命的

※ネットからの情報

 

ただ、人の身体も抵抗があり、

電流が入る皮膚の部分で、約2500Ω

血液、内臓、筋肉で、約1000Ω

足元で、約2000Ω

履物や地面によって変わるそうです。

これらを合計した数値が人体の抵抗だそうです。

 

電圧は、電気を押し出す力なので、電圧だけ高くても

身体に影響があるものではありません。

 

100円ライターとかがそうです。押すタイプのやつ。

約1万Vくらいありますが、電流は微々たるものらしいです。

実際ピリッと来る感じですし。

 

ちなみに、治療として使っている電気は

ごく微量の電流を身体にながし、体内に入った電流

を干渉させることで、干渉低周波を発生させ、

患部に治療効果を発揮するというものなので、

全く問題ありません。

血行促進、筋肉の緊張緩和などの効果があります。